内科・呼吸器内科・小児科・アレルギー科・睡眠時無呼吸治療・睡眠時ポリグラフ(PSG)検査完備

〒470-2388 愛知県知多郡武豊町字中山2丁目12-9

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骨粗鬆症

骨粗鬆症とは、骨の量が減り、骨の質も劣化することで骨が弱くなり、骨折しやすくなった状態です。 骨粗鬆症になっても痛みを生じないケースがほとんどであり、ちょっとしたはずみで背骨が折れたり、転んだときに手首、太ももの付け根(近位部)などの骨折が生じやすくなっています。症状がなくてもレントゲン、骨密度測定、採血などの検査で骨粗鬆症と診断されます。
全身の骨は生涯にわたって合成と分解を続けていますが、高齢の方、特に閉経後の女性では骨の合成が低下するとともに分解が進み、骨の量が減少していきます。50歳代の女性では20%以上の方が骨粗鬆症の状態であり、60歳代では50%、70歳代以上になると70%以上の方がの骨粗鬆症の状態であるとも言われております。骨量・骨の強度が低下することにより背骨、大腿骨近位部、手関節などの骨折が生じやすくなります。
特に大腿骨近位部を骨折すると、多くの場合手術になりますので長期間の安静が必要となり、介護も必要となります。現在、介護が必要となる人の5人に1人は「骨折、転倒、関節疾患」が原因です。

骨粗鬆症の診断方法

当院ではMD法による骨密度検査を行い骨粗鬆症の診断を行います。

骨粗鬆症の治療

薬物療法

薬による治療は検査結果をもとに、病気や身体状況を考慮して選択していきます。骨粗鬆症治療薬の分類としては、「骨吸収抑制薬」と「骨形成促進薬」に分けられ、その他に骨密度を上げるために補助的に併用するものも出てきております。薬の効果には個人差があり、副作用がでることもありますので、外来で定期的な検査を行いながら続けていくことが必要です。

  • 骨吸収抑制薬…ビスホスホネート製剤、SERM製剤、抗RANKLモノクローナル抗体製剤
  • 骨形成促進薬…PTH製剤(副甲状腺ホルモン)製剤
  • 補助的な薬…ビタミンD製剤、ビタミンK製剤 など

食事療法

カルシウム、ビタミンD、ビタミンKなど骨に必要不可欠な栄養素をなるべく採りましょう。他にマグネシウム、ビタミンC、ビタミンBなども必要な栄養素です。
カルシウムの1日の摂取目標量は800mg以上です。牛乳100gでカルシウム約100mgなので、乳製品が苦手な人は、豆腐や納豆などの大豆製品にもたくさん含まれているので、それらをバランス良く摂るようにしましょう。

●運動療法

運動をすることで、骨密度の低下を防ぐことができます。
また筋力がつきバランスがよくなり転倒を防ぐことで、骨折のリスクが減ります。 運動が苦手な方は、いつもより多く歩くことを心がけ、なるべく階段を使用するなど、日常生活の中で運動量を増やすことを心がけましょう。 また、日光に当たることによって皮膚でビタミンDが作られます。ビタミンDは食物として摂取するほかに、体の中でもつくられるビタミンなのです。カルシウムはビタミンDと一緒に摂って、初めて吸収率を高めることができます。
日光の浴びすぎもよくありませんが、適度な日光浴で必要な紫外線を浴びることも骨粗鬆症の治療に効果的です。

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くめクリニック

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院長プロフィール

久米 充芳
久米 充芳

経歴

  • 1997年 名古屋大学医学部卒業
  • 2008年 岡崎市民病院呼吸器内科:部長として勤務など

地域の皆様に親しまれ、お役に立てる医療を提供したいと考えておりますのでお気軽にご相談ください。

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