内科・呼吸器内科・小児科・アレルギー科・睡眠時無呼吸治療・睡眠時ポリグラフ(PSG)検査完備
診療時間 | 午前 9:00~12:00 午後 4:00~7:00 |
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休診日 | 水・土曜午後、日曜、祝日 |
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間質性肺炎は「肺炎」とついていますが、一般的に細菌やウイルスで生じる肺炎とは違い、肺が徐々に硬く縮んでいく病気です。別名「肺線維症」とも言われる所以です。原因はよくわからない特発性、膠原病(関節リウマチ等)、アレルギー、薬剤など様々です。
まず、間質性肺炎の症状としては慢性的な咳・息切れです。50歳以上の男性の方に多いのが特徴です。喫煙の影響とも言われております。
進行すれば肺活量や肺拡散能(酸素の取り込み能力)が普通の人の半分以下になるなど、ちょっとした動きでも息切れがひどくなります。最終的には酸素療法や人工呼吸器による治療が必要となってきます。
胸部CT写真、X線写真、呼吸機能検査、必要に応じて気管支鏡が必要です。
現在のところ必ず治る特効薬はありません。膠原病など原因がはっきりしている間質性肺炎については、原因となった病気の治療をすることで改善の余地はありますが、原因がわからない間質性肺炎については、進行を抑える程度の薬しかないのが現状です。進行が早いものであれば、2年半程度で酸素療法や人工呼吸器が必要な場合もあります。
従って、間質性肺炎の原因が何かをつきとめることが重要となってきます。早期診断・早期治療により、早い段階で進行を抑えることが大切です。
また間質性肺炎の方で、気道感染を契機に、急激に呼吸困難が増悪することがあります。
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